2015年10月31日土曜日

小道お散歩:いろは会商店街

 いろは会商店街。
 「山谷」の商店街、といっても、山や谷を越えた大自然の秘境にあるわけではありません。 ドヤ街として名前を知られている山谷にある商店街なのです。
 日比谷線の三ノ輪駅か南千住駅から徒歩10分にあります。
 ここにやってきたホントの理由は、商店街の入り口にある、「あしたのジョー」を見るためだったりするような気が。

 商店街前では、あしたのジョーがお出迎え( *´艸`)
 ジョーの視線の先が、「いろは会商店街」の入り口です。
いろは会商店街西側入り口?のジョー像

 いろは会商店街入り口(西側)。 立派なアーケードであります。
 もっと古いものを想像していたので、ちょっと意外。
いろは会商店街入り口

 あしたのジョーの故郷ということで、ジョー関連のキャラクターが、商店街のあちこちにいます。
いろは会商店街 立て看板

 こっちにもキャラクターの立て看板が。
いろは会商店街 立て看板

 なんというか、フツーのアーケード街であります。 が、 かなり人通りが少ないです。 
 おまけに、この商店街、立派なアーケード街にもかかわらず、ほとんどのお店がシャッター閉めてます...営業しているのは、7~8軒に1軒もない感じでしょうか。
いろは会商店街 西側入り口付近

 訪れたのが午後3時くらいという中途半端な時刻なので、ちょうど飲食店が準備中の時間帯だったのかもしれませんが、それでも寂しい風がビュービュー吹き荒んでおります。
シャッターを閉めているお店が多い

 営業している数少ないお店、、ではなく、介護ステーションでした。
 商店街の真ん中に介護ステーション?
介護ステーション
 この辺は人通りも少なく、脇に置かれている自転車も寂しそうです。
 ボツポツぽっつと、営業しているお店があります。
靴屋さん
パン屋さん

 右も左もシャッター~~、で、シャッターに描いてある絵が、どっかで見た.というか、あれ? 顔文字? 
シャッター顔文字

 ほかのシャッターにも、なにやらアートな絵がかいてあります。
 一瞬、凝った落書き?かと思いました(すいません..)が、落書きレベルではありませぬ。
 本気モードのアートでございます。
アートなシャッター絵?

 こっちには、シャガール?なシャッター絵がっ!
アートなシャッター絵

 こちらの壁面には、切り絵っぽいものがあります。
切り絵?

 近づいてみると、かなり大きな切り絵のようですが、残念なことに、朽ちてしまっていて、元の形状は想像するしかありません。相当な大作だったことが伺えます。
切り絵拡大

  横道を覗くと、簡易宿泊所でしょうか、ちょっと古い建物がならんでおります。
 なんとなく、昭和な雰囲気です。
北方向の横道

 こちらは、反対方向を撮った画像。
 未来的な東京スカイツリーとのコントラストが、不思議な光景を作り出してます。
南方向に見える東京スカイツリー

 アーケードは、普通にあるいて5分強で反対側に到達。
 東側の入り口に到着すると、そこには、真っ白になったジョーの像、、は、ありませんでしたが、巨大な交番がありました。 機動隊の小隊が駐在できるくらいの大きさです。
 昔は、かなりの騒動があったという土地柄、この交番が設置された当初は、本当に機動隊が駐在していたのかもしれません。
巨大な交番

 そして、巨大な交番に続いて、道路の反対側には巨大な顔面がっ!
 アートなアーケード街のラスボスか??
道路反対側の顔面

 さっそく、道路を渡って、顔面との第三種接近遭遇(?)であります。
 なんとなく七福神の布袋様か恵比寿様っぽいです。
巨大な顔面

 顔面はホテルの壁面に描かれてますな。
 なぜホテルの壁面? 
顔面ホテル?

 あしたのジョーの故郷、いろは会商店街。
 アートなシャッターはステキですが、やはりシャッターを閉めたお店ばかりではサビシい感じ。 おっちゃんたち、というよりも、おじいちやんという年齢の方々がタムロしていた?、東側入口付近が、唯一活気あった場所。
 ただ、商店街の近所では、外国人向けのゲストハウスも見かけるようになり、ポコ ポコっ、という感じで、街も変化しつつあるようです。

  いろは会商店街は、こちら。
  最寄駅は日比谷線の三ノ輪駅か南千住駅。


2015年10月25日日曜日

小道お散歩:いろは会商店街:あしたのジョー

 あしたのジョーがみたいっ! どーしても見たい!
 と、いうことで、ジョーの像が置いてある「いろは会商店街」へ行ってきました。

 三ノ輪駅から浅草方向へ向け、デンデケデンと歩いて10分。
 そろそろ、目的地の「いろは会商店街」かな~と思っていると、 
前方になにやらイケメン風な後姿。
 おぉをを、ついに見えてきましたジョーですっ~
ジョーの後姿
前から見ると、完璧なジョーです。
 かっこいぃぃ。
ジョー正面姿

 と、周りの目を気にせず、まわりをグルグル回って写真をパシャパシャ。
 顔正面も撮りました、、で、あら?
 ...ちょっと濃い顔?...というか、髪型は、スネ夫ヘアー的なものかと思っていたら、リーゼント!
ジョー顔正面

 このアングルだと、リーゼントっつーか、ナスビというか、ナメクジっぽいですねえ。
 二次元を三次元化する際に、一番問題になるのが髪型と鼻だそうで、このジョーも例外ではなく、造形した方の苦労が忍ばれます。
ジョー顔拡大

 十分にジョーを堪能したところで、次は、いろは会商店街へ突入!!


 あしたのジョーの像があるのは、このあたり。
 いろは会商店街入り口です。

2015年10月14日水曜日

月に囚われた男(Moon)

 月面の採掘機から雪のように降り注ぐ岩石が美しい。
 
 3年の契約で、たった一人で月面採掘基地の管理を行う男。もう少しで地球に戻れるというときに、事故で単調な生活が一変。  覆い隠されていた秘密が明らかになるにつれて、広がる絶望..、、...というお話。
 低予算らしく、登場人物は、基本的に主人公のサム・ロックウエルだけで、ほとんどの場面が月面基地。
 だけど、アイデアと演出が傑出していて、秘密が暴露した後の、絶望、せつなさ感の描写がホントにすばらしい。
 監督は、ダンカン・ジョーンズ。 デヴィッド・ボウイの息子ということで、どーせ親の七光りっって思って観はじめましたが...すいません、、これはスゴイ映画です。

監督 ダンカン・ジョーンズ
出演 サム・ロックウェル
2009年制作