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2015年10月14日水曜日

月に囚われた男(Moon)

 月面の採掘機から雪のように降り注ぐ岩石が美しい。
 
 3年の契約で、たった一人で月面採掘基地の管理を行う男。もう少しで地球に戻れるというときに、事故で単調な生活が一変。  覆い隠されていた秘密が明らかになるにつれて、広がる絶望..、、...というお話。
 低予算らしく、登場人物は、基本的に主人公のサム・ロックウエルだけで、ほとんどの場面が月面基地。
 だけど、アイデアと演出が傑出していて、秘密が暴露した後の、絶望、せつなさ感の描写がホントにすばらしい。
 監督は、ダンカン・ジョーンズ。 デヴィッド・ボウイの息子ということで、どーせ親の七光りっって思って観はじめましたが...すいません、、これはスゴイ映画です。

監督 ダンカン・ジョーンズ
出演 サム・ロックウェル
2009年制作


2015年9月29日火曜日

地球、最後の男(Love)

 まあ、なんでしょうかねぇ。
 冒頭、南北戦争から国際宇宙ステーションへのシーンは、なかなか魅せたのですが、そっから先が、ちょっとどころか、かなり長い。
 国際宇宙ステーションに残された男が、ひたすら暇つぶしをしております..
 この辺は、「月に囚われた男」っぽいのですが、終盤は怒涛の「2001年宇宙の旅」!
 
 予算的な都合か、監督、脚本、撮影までも、ウィリアム・ユーバンクが一人でこなしてますが、 国際宇宙ステーションでの無重力の演出が、カメラを傾けて撮影しただけってのは、ちょっと寂しい。
 2001年宇宙の旅っぽい、SF&哲学ものを狙ったのだけど、予算もアイデアもなく、直球ストレートで返しちゃった、って感じです。


監督 ウィリアム・ユーバンク
出演 ガンナー・ライト
2011年制作 


2015年9月23日水曜日

マッドマックス 怒りのデスロード(Mad Max: Fury Road)

 これは大当たりですよ、お客さん。
興行成績よりも監督のこだわりを優先したのか、R15+としたことででフツーでない演出・アクションがすごい。完全にわりきってますね。
 太鼓隊とかギター男とか、シルクドソレイユ?とか、マッドマックス風B級映画にありそうな、ご家族連れガン無視の尖った演出ながら、見事に昇華してます。さすがご本家! ウォーターボーイズのドジっ子もいい感じです。
 やっぱり主人公はフュリオサで、マックスは立ち位置的に舵取り役、というか石坂浩二の金田一耕助!?って感じでしょうか。
 私は3Dで観たのでちょっと画面が暗かったのが悔やまれます。立川の爆音上映、行きたかったなぁ。

監督 ジョージ・ミラー
出演 トム・ハーディ,シャーリーズ・セロン
2015年制作 

2015年5月5日火曜日

エージェント:スティール(The Art of the Steal)

邦題のエージェント:スティールって何??ですが、原題のThe Art of the Steal方がわかりやすい。簡単にいうと現代版スティング、というかかなりスティング、ほぼスティングなお話であります。

カートラッセルなのにアクションがやや少なめで、老けたな~という感じですが、やっぱり○な俳優であります。インターポールの捜査官のボケと、老詐欺師の突っ込みがお気に入り。

監督 ジョナサン・ソボル
出演 カート・ラッセル
2013年 制作

2015年1月25日日曜日

シックス・ストリング・サムライ(Six String Samurai)

 核戦争によるアメリカ崩壊から40年後、唯一の自由都市ロストベガスの王、エルビスが死んだ。  大勢のロックンローラーが、次の王となるべくギターと日本刀を手に、砂漠を渡り、ロストベガスを目指す物語、、簡単に言うと、マッドマックスと、子連れ狼と、破れ傘刀舟と、カンフーと、ロックンロールと、その他モロモロを混ぜたところ、怪しい化学反応が発生した凄まじい映画。
 
 冒頭、主人公が甲高い叫び声をあげながら飛び出しくるシーンで、私のハートは鷲掴みされてしまい、そのままラストまで釘づけ状態。
 子供の「アーン」(ちゃーん??)という謎の呼び声、そしてギター対決、「もしも、、バンドがいるなら電話しな」で、シビレまくり。
 もうたまりません。

 一般民間人の方には、まったくお勧めではない映画ですが、私には、たまらなく素晴らしい宝物! ..どっちかっていうと、宝物というより、おもちゃ箱といった感じですが。


監督 ランス・マンギア
出演 ジェフリー・ファルコン
1998年 制作


2015年1月18日日曜日

アウトロー (Jack Reacher)

この映画、「殺人で逮捕された容疑者について調べている元陸軍犯罪捜査官が、裏に隠された秘密を暴く...」というストーリーは置いといて、トムが10倍の威力の鉄拳で相手を叩きのめす「トム・パンチ(勝手に呼称)」、そして怪我しているのに百発百中の「トム・ショット(また勝手に呼称)」、さらに上半身裸になって鍛えられた大胸筋を見せつけ、半径3m以内の女性を確実にダウンさせる究極の大技「セクシー・トム(勝手に..略)」、、等々のトム・クルーズの必殺技が大炸裂し、純度の高い濃厚なトム・クルーズが味わえる逸品?となっております。

ついでに、勝手につけたサブタイトルは「ミッション・インポッシブル望郷編 帰ってきたトム・クルーズ」。

監督 クリストファー・マッカリー
出演 トム・クルーズ
2012年 制作

バグダッド・カフェ (Bagdad Café)

同じ監督、主演のロザリー・ゴーズ・ショッピングと、同様のほのぼの路線なんだけれど、渇いた砂漠の映像とバックで流れる歌が、幻想的で不思議な雰囲気を醸し出ている。

砂漠と空とブーメラン、そしてCalling you。
とにかくコレが素晴らしすぎる。観た人の大半に優しさと元気を、、少数の人に眠気を与えます。オススメ!

ちなみに、イラクの首都Baghdadとは全く無関係です。

監督 パーシー・アドロン
出演 マリアンネ・ゼーゲブレヒト
1987年 制作
2008年 ディレクターズカット版